経営理念
高機能精密部品の製造・販売を通して、新しい社会の実現に貢献する。
目指すところ
創業以来の長い歴史の中で培った設計/製造の技術・ノウハウで、機能、品質、コスト、デリバリーを極め、お客様の満足度向上と持続可能な新しい社会の実現を目指します。
行動指針
変えてはいけないものと変えなければならないものを見極め、果敢に挑戦し、愚直に実行する。
社長メッセージ
大同精密工業は1933年に特殊鋼具製作所として創業して以来、特殊鋼の高機能・高性能な特性を活かした精密部品の製造・販売を行ってまいりました。これらの製品は自動車用高機能部品、圧縮機等産業機械用精密加工部品、カップリング等動力伝達装置として社会生活を縁の下で支えています。
過酷な環境で使用される製品が多く、耐熱性や耐食性、耐摩耗性等が求められます。そうした要件を満たす特殊鋼は非常に加工が難しく、高度な技術を要します。私たちはそんな難度の高い加工においても精密さにこだわって技術を磨き、製品を通じて世の中に貢献してきました。その精神は今でも脈々と受け継がれ、材料から加工、組立、仕上げまでの一貫製造によってお客様のニーズにお応えしています。
さらに今、社会は大きく変化しています。気候変動問題に端を発する脱炭素化・自動車機構変化(BEVシフト等電動化)、半導体の進化・AIの登場等のデジタル化、格差問題、人権問題等に政治的思惑等も絡み合い、今はまさに大変革期の真っ只中にあると言えます。創業90年を迎える大同精密工業も岐路に立たされていると言っても過言ではなく、私たちが先ず目指すべきは、機能、品質、コスト、デリバリー競争力の向上だと考えています。これまでの長い歴史の中で培った設計/製造の技術・ノウハウを使って、各製品の機能、品質、コスト、デリバリー競争力を極め、既存製品を新しい社会に必要とされる製品へと進化させるとともに、新しい社会の実現に貢献する新製品を開発する という両輪によって、この大変革期においても存在価値が社会から認められる会社であり続けたいと思っています。また、上述の過程を通じて、社員一人ひとりが成長・充実を実感できる会社を目指したいと考えています。