産業用コンプレッサー
コンプレッサーの主要部品である吸入弁・吐出弁を一貫生産しています。
電力会社などで使用されるレシプロコンプレッサーの製造に携わっています。
コンプレッサーは別名で圧縮機とも呼ばれ、気体や液体などの流体を圧縮する装置です。
その1つである産業用のレシプロコンプレッサーはシリンダ内のピストンの往復運動によって空気(ガス)をシリンダ内に吸込・圧縮し吐出します。
大きなコンプレッサーでは圧力までガスを圧縮できることから電力会社(発電所)や工場などで使用されています。
鉄道車両用のコンプレッサーでは、ドアの開閉やパンタグラフの上げ下げなどで活用されています。
大同精密工業では創業当時からレシプロコンプレッサーの主要部品である吸入弁・吐出弁の製造を行っており、幅広いノウハウを有しています。
薄く、強く、平たい部品の製造に当社の技術が結集されています。
コンプレッサーで重要な部分になる弁部品を製造しています。
レシプロコンプレッサーの弁にはいくつかのプレートがあり、当社では切削加工や研削加工、プレス加工、熱処理、バレル加工、組み付けまで一貫生産しています。
バルブプレートは、空気の流動に合わせて動くことで弁の役目を果たしています。閉じている状態の時には、空気が漏れないために、歪や傷を避け、プレートの平面を保たなければなりません。
また、作動時には相手部品と激しく衝撃を受けるため耐久性が要求されます。
そこで当社では、素材にあった最適な熱処理を施し、強度を高めつつ、研削加工等の技術を集結させて顧客要求の仕様を満足させています。