大同特殊鋼のグループ会社として、あらゆる材料を手配できるのが強み。
長年培ってきた技術力・提案力でお客様の様々なご要望にお応えします。
大同精密工業とは？
創業90年。弁板の製造からスタートし、主に金属の精密部品の加工を行ってきました。
世の中やお客様のニーズの変化にも、大同特殊鋼のグループ会社であるという強みを活かし、応えてきました。
当社の主な事業は「部品事業」と「カップリング事業」です。
部品事業の特長
当社の部品の特長は加工が難しい高合金の設計・加工に優れていることです。皿ばね・産業機械部品は、薄い板状製品の中にお客様がご要望される機能と、長く安定的に維持できる為の設計・製造ノウハウが詰まっております。自動車用部品には耐熱性・耐久性が求められ、加工が難しい高合金を多用。必要に応じて知識・ノウハウを最大限に活かした加工方法や形状等のご提案も行っております。
また昨今では、脆くて加工しにくいと言われる磁石の精密加工にも注力。
硬くて削れない、脆くて削りにくい、といった真逆の性質にも私たちの技術がいかされています。
カップリング事業の特長
動力伝達に欠かせないカップリング部品は、製鉄、機械、半導体などあらゆる産業分野で使用されています。
当社は金属板バネカップリング技術を日本で初めて導入した先発メーカーとしての強みを活かし、お客様の要望にあわせて設計・加工しています。
パッケージ製品はもちろんのこと、試験機のような１つ１つ形状が異なるカップリングの設計・加工まで対応し、少量多品種にも応えています。
大同特殊鋼のグループ会社としてのメリット
大同特殊鋼のグループ会社である私たちは、多岐に渡る材料の知識があり、お客様のニーズに合わせて材料の提案・提供できるのが強みです。
材料には鋳造材、鍛造材、板材、磁性材など、さまざまなありますが、それぞれ専門で製造していますので、専門知識を持って、多岐に渡る要求にお答えすることが可能です。グループ会社の中には商社もあり、グループ内で手配できない材料も、ワールドワイドな調達や情報収集が可能です。また昨今激しく変化しているマーケットにおいて、グループ内でマーケティング情報を共有しているため「変化に強い」というのも強みのひとつ。時代に合わせた技術や材料の開発を進めています。
大同精密工業のものづくり
大同精密工業のものづくりの特長は「技術力・提案力」「一貫生産」「品質保証」にあると考えています。
お客様からいただいた図面を基に材料・材質、加工技術の検討を行います。品質、コストなど多角的に検討した上で、より良いものづくりを目指し材料や加工のご提案も可能。図面以上の製品づくりを心がけています。
お客様から図面の合意を得られた後は、材料の手配を行います。グループ会社の協力のもと、必要となる材料を手配し、加工作業へと進みます。
加工については、プレス、切削、研削から熱処理、表面処理、最終仕上げまで一貫生産が可能です。お客様が各工程でいくつかの取引先を持つ必要がなく、サプライヤー１社で完結できることは品質やコスト面でも大きなメリットだと考えます。
当社においても、各工程で情報共有しながら作業を進めていくため、ミスが起こりにくく、品質に関してもきめ細やかに対応できます。
また当社は自動車関連部品を主に扱っているため、品質保証に関しては、高い基準が求められています。国際的な品質基準であるIATF16949認証を取得し、マニュアルに沿った検査体制で厳しい要求をクリアしています。
